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高校生の方へ

学科内容: 少人数セミナー

専門科目 少人数セミナー 卒業論文 情報科目 英語科目 教職科目

セミナーとは学生数人でグループを作り、教員とグループの仲間を前に、輪番で学生自身が講義する勉強スタイルのことです。教員が授業するのではなく、学生たちが授業をするのです。教員や他の学生から質問を受けることになるため、準備が必要ですが、自分の手と頭で数学に触れてみることができます。セミナーを通して、仲間と数学的な思考法をマスターしていくことができます。また数学を学ぶだけでなく、自分の考えを他の人に正確に伝えることも訓練されます。プレゼンテーションの訓練を積むことができるため、社会に出たときにもセミナーでの経験は役にたつでしょう。

数学科では、4年間を通して、少人数でこの「セミナー」を開いています。多くの大学では、「セミナー」を経験できるのは4年生の一年間だけとなります。4年間通して「セミナー」を経験できるのは、津田塾大学ならではの教育です。

1年セミナー 1クラス7~8人。これから始まる大学での数学や情報科学の考え方、教科書の読み方、プレゼンテーションの方法などを、指導教員の研究室で、和気あいあいとした雰囲気の中で学びます。高校までの数学とはまったく違う数学の世界、幅広い思考方法に触れることができるでしょう。
2年セミナー 1クラス13人以下。英語で書かれた数学のテキストを用い、専門英語の力も身につけながら、数学の基礎を学んでいきます。
3年セミナー 1クラス13人以下。各自の興味に応じて、解析系、代数系、幾何系のより専門的な内容を学習します。
4年セミナー 1クラス8人以下。さらに専門的な内容を学び、それまでの学習の総仕上げとして卒業論文の作成に取り組みます。1月下旬には教員や学生たちの前で卒論発表を行います。4年間訓練してきたプレゼンテーション能力を発揮する場です。学生はみな、Power Pointなどを用いて、毎年素晴らしい発表をしています。